この記事のポイント
- 2026年シルバーウィークは11年ぶりの5連休(9/19〜23)、有給2日で最大9連休
- 航空券の底値圏は6〜7月だった。8月後半の今は価格上昇局面に入っている
- 今からでもできる工夫はある(出発日をずらす・価格アラート・柔軟な日程検索)
2026年のシルバーウィークは9月19日(土)〜23日(水)の5連休。11年ぶりの大型連休ということもあり、旅行検索は例年よりかなり早い時期から動き出しています。この記事では、航空券の価格がどう動いているか、そして今(8月後半)からでもできる対策を整理します。
正直に言うと、底値のタイミングはもう過ぎています
⚠️ シルバーウィークのように需要が集中する連休は、出発の6〜8週間前あたりから価格が段階的に上昇し、出発2週間前には最繁忙期並みの水準に達するとされています。2026年に関しては、6〜7月が予約の底値圏だったという情報もあり、8月後半の時点ではすでに価格上昇局面に入っていると考えられます。
「今から予約すれば一番安く買える」とは言えない時期です。ただし、まだ手はあります。
何曜日に予約すると安いのか
「予約する曜日」による価格差について、複数の調査で傾向は共通していますが、具体的にどの曜日が最安かは調査元によって結果が分かれています。
| 調査元 | 最も安い予約曜日 | 最も高い予約曜日 | 価格差の目安 |
|---|---|---|---|
| エクスペディア(2026年公表データ) | 国際線:金曜日/国内線:木曜日 | 日曜日 | 平均4%程度 |
| その他の一般的な傾向として紹介される説 | 火曜日(航空会社のセール反映タイミング) | 週末(金〜日) | 数千円〜1万円以上との情報も |
⚠️ 「火曜日が安い」という説はネット上でよく見かけますが、これは主に米国発の古い調査が元になっているとされ、日本発の航空券に同じ法則が当てはまるとは限りません。
実際に大手旅行会社が発表したデータでは、国際線は金曜、国内線は木曜の予約が平均的に安いという結果が出ています。曜日はあくまで「わずかな傾向」程度に捉え、複数日で価格を見比べるのが確実です。
出典:トラベルボイス「最も割安な航空券予約のタイミング、国際線は『金曜日』、国内線は『木曜日』、出発日の1〜2ヶ月前が最適 ―エクスペディア」(2024年12月〜2025年11月の予約データに基づく)
何日前に予約すると安いのか
出発日から逆算した予約タイミングについても、データが出ています。国際線の場合、出発日の31〜45日前の予約が、180日以上前の早すぎる予約と比べて平均で数万円安くなるという調査結果があります。
今回のシルバーウィーク(9/19出発)にあてはめると、8月上旬〜中旬がこの「31〜45日前」のゾーンにあたるため、すでにこの目安期間には入っています。
一方で、出発2週間前を過ぎると多くの路線で価格が跳ね上がりやすくなるとされているため、8月後半の今は「まだ極端に高くはないが、これ以上待つと不利になりやすい」中間的なタイミングと考えるのが実態に近いです。
出発曜日による価格差
予約する曜日とは別に、「出発する曜日」でも価格が変わります。一般的には、金〜日曜出発は需要が集中しやすく、火・水曜出発は座席が余りやすいため安くなる傾向があるとされています。路線によっては、平日出発と週末出発で往復数千円〜1万円以上の差が出るケースもあります。b
2026年のシルバーウィークは9月19日(土)が連休初日にあたるため、この日の出発需要が最も集中しやすいと考えられます。日程に融通が利くなら、9月18日(金)出発や、連休後半(9/21・22)出発に変更できないか検討する価値があります。
路線による価格差の目安
参考までに、ベトナム方面の価格相場を挙げると、東京発ハノイ行きは直行便利用の通常期で片道4万円台〜6万円台、LCC利用であれば3万円台に収まる日もあるとされています。
ダラット行き(羽田発)の場合、2026年9月の最安値として片道5万円台後半という調査結果も出ています。近距離アジア路線は、ハワイ・欧州といった長距離路線に比べると、繁忙期の価格上昇幅が比較的マイルドな傾向があります。
Skyscanner・Trip.comの具体的な使い方
「価格アラート」や「柔軟な日程検索」は、いずれもSkyscannerとTrip.comで無料で使える機能です。それぞれのポイントを整理します。
Skyscanner:「月全体を表示」で最安日を一目で見る

出発日を固定せず検索すると、カレンダー形式で1ヶ月分の日別価格が色分け表示されます。
「土曜出発は1万円台、火曜出発なら半額以下」といった差が視覚的にわかるため、日程に融通が利くならまずこの機能で全体感をつかむのがおすすめです。あわせて、成田・羽田など出発空港を複数チェックすると、LCC路線の有無で差が出ることもあります。
Trip.com:価格アラート+日程の複数設定

Trip.comの価格アラートは、出発地・目的地・日程を設定すると、価格が変動した際に通知が届く仕組みです。日程に余裕がある場合、出発日・帰国日をそれぞれ複数パターン登録しておくと、一番安い組み合わせを見逃しにくくなります。
ホテル・現地ツアーもあわせて一括管理できるので、シルバーウィークのように旅程が固まっていない段階でも使いやすいツールです。
⚠️ どちらのツールも、表示される最安値は日々変動します。「安い日が見つかったら即予約」が基本で、様子見をしている間に埋まってしまうこともあるので注意してください。
今からできる3つの工夫
1. 出発日をずらす候補を複数持っておく
「9月19日絶対」ではなく「18日か19日、どちらか安い方」のように候補を複数持っておくと、選べる余地が生まれます。
2. 価格アラート・比較サイトを活用する
複数の航空券比較サイトで価格アラートを設定しておくと、値下がりのタイミングを逃しにくくなります。毎日自分でチェックする手間を減らせるのもメリットです。
3. 往復の組み合わせも複数比較する
安い出発曜日を選んでも、帰国便が金曜夕方や日曜夜になると往復トータルでは高くなることがあります。出発・帰国の両方の曜日を組み合わせて、何パターンか比較するのがおすすめです。
ベトナム(ハノイ×ダラット)を検討中の方へ
具体的な行き先としてベトナムを検討している方向けに、ハノイとダラットを組み合わせたモデルコースを別記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

まとめ
2026年シルバーウィークの航空券は、底値のタイミングとしてはすでに過ぎていますが、出発日の調整や価格アラートの活用で、今からでも工夫の余地はあります。行き先が決まっているなら、悩んでいる時間も価格が動くタイミングのひとつです。早めに日程を固めることをおすすめします。

